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これからの時代の職業選択

昔、高校生の頃、自分が好きなこと(音楽)を仕事にしようとするとすぐに否定された。「これだけ楽器好きな人が世の中に溢れているのに、お前がプロになんかなれるわけがない」「手をケガして楽器を弾けなくなったらどうするんだ」等々、さんざん言われ。

まぁプロミュージシャンは特別難しい例かもしれないけど、サラリーマン以外の職に就こうとすると親の猛反対に遭う、というのはよくある光景だと思う。

が、思うに、これからの時代は逆で、迷わず「自分がいちばん好きなことを職業にすべき」だと思う。それがどれだけ困難に見える道であっても。

なぜなら、これからの時代は、好きじゃないことを仕事にしている人が生き残れるほど甘い時代じゃなくなる。逆の言い方をすると、「自分の仕事は別に嫌いじゃないんだけど、かといってそこまで好きというわけでもない」という中途半端な職業観で生活していける時代は近いうちに終わる(すでに終わっている?)。

なので、それがどんなに困難な道に見えたとしても、「自分が死ぬほど好きなこと」を仕事にできるように、アホかって言われるくらい努力しなければならない。努力する義務がある。自分のためにも、世の中のためにも。

これからの時代、好きでもないことを仕事にしてしまうと、自分も周囲も不幸になる。

ドラム

最近からドラムを叩き始めた。

事の発端は昨年末の仕事場の忘年会。ライブハウスを借り切ってのバンド大会ということになり、8曲中5曲のドラムを叩くことに。そこで初めて人前でドラムを叩いた。

次にドラムを叩いたのは先日の「月刊インプロ」。完全即興演奏のライブなので難易度はかなり高かった。が、自分の今の課題もハッキリしたし、ゴールに向けてのヒントも見えたので良かったと思う。

今回思ったのは、本当にやりたいことがあれば座学は適当に切り上げて、早いうちに人前に立ったほうがいい、ということ。ライブ一回やるのは、個人練習30時間分くらいの価値はあるんじゃないかな。個人練習なんか適当にしといて、とにかく人前でやってみるべし。個人練習ももちろん大事なんだけど、音楽は基本的にアンサンブルだから、いかに他のメンバーと一緒に良い音を奏でるか、というところにフォーカスすべき。その感覚は個人練習じゃ決して身につかない。