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カシオペアでの櫻井哲夫さん研究:YAMAHA BB2000を追う

このところまた昔のカシオペアを聴いて櫻井さんのプレイの素晴らしさを再発見している。

カシオペア全盛期のライブ音源がYouTubeにたくさんアップされており、片っ端から聴いてみている次第。

で、思ったのが、やっぱり櫻井さんのベースはヤマハBB2000じゃなきゃ、、ということ。

あの音の良さはタダモノじゃない。太くて、アタックがあって、粘りがあって、低音から高音までダイナミックレンジも広く、音ヌケも素晴らしい。しかも他のベースには出せない、櫻井さんのBB2000だけのオリジナルな音色。


↑こちらが1982年12月24日のNHKホールでのライブ音源。明らかにBB2000の音。素晴らしい。。

。。なのだが、実は櫻井さんがBB2000を弾いていた時期はそんなに長くない。1983年の途中からは別のベース(たぶんBB5000)に変わっている。


↑こちらは1983年12月24日のNHKホール。明らかにベースの音が違う。BB5000かな? 全然ヌケない音。。自分も昔BB5000持ってたことがあるんだけど、、芯はあるけど、音が気に入らず。。ピックアップがリバースのPJじゃないからかも。なんでBB3000やBB5000はピックアップがリバースのPJじゃなくなったんだろう。。

櫻井さんはその後オリジナルのヘッドレスベースとかヤマハTRBとかフォデラとかフェンダーカスタムショップのジャズベースとかいろんなベースを使ってますが、ファンの人たちのBB2000人気はまだ根強いらしく、こんな音源も出してます。

でもって、YouTubeに上がっているいろんなカシオペア音源(BB2000使ってるライブ音源)の中で、一番イイ音してると思うのがこれ↓↓↓


めっちゃくちゃ太い。。。しかもスラップと指弾きの音量バランスがバッチリ。「ルッキングアップ」ではリアピックアップでスラップだけど、それでも太い音してる。

しかし、櫻井さんのこのBB2000の音、市販のBB2000では出ないんですよね。確かフロントピックアップをディマジオに交換してるって聞いたような。。あと、フロントピックアップの位置が市販のモデルに比べてネック寄りなのも音質の違いの原因として大きいと思う。

ちなみに私のBB2000はこんな音↓↓↓ ちょっと違うんだよな〜〜〜。。。

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