2014年12月一覧

アンプ現場使用レビュー:Ibanez promethean(アイバニーズ プロメシアン) P3110D

こんにちは、BeatMaster作者の安田陽です。2014年もあしたで終わりですね。この一年を振り返ってみますと、個人的にはいわゆる断捨離っていうのでしたっけ、バンドも楽器も極限までそぎ落とされた年でした。そのぶん、自分のやりたいこと、やるべきことがハッキリしたと思います。

さて、断捨離と言いつつ、実は数ヶ月前に新しくベースアンプを買いました。アイバニーズの「promethean P3110D」というモデルです。(製品サイトはこちら

p3110d
↑Ibanez promethean(アイバニーズ プロメシアン) P3110D。30センチ四方くらいのサイズ。

私はこれまでローランドのDB-500というアンプを使っていたのですが、いかんせん重くて(20キロくらいある)移動にいちいち苦労していたので、コンパクトかつハイパワーなベースアンプはないものかと物色していたところ、はじめに見つけたのが「フィルジョーンズ」というブランドの「BriefCase」というアンプ。人気商品みたいですね。

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↑人気商品らしいフィルジョーンズのBriefCase。買うと9万くらい

実際に楽器屋さんでも何度か弾いてみました。音質はきわめてフラット。自分好みでした。気になるところと言えば、グラフィックイコライザーの一番高いところを上げると「サー」というノイズが出ることくらい。まぁこの帯域を思い切り上げることもないだろうということで、これ買っちゃおうかな…と思っていたところ、タイトルにありますアイバニーズの「P3100D」を見つけた次第です。値段はフィルジョーンズBriefCaseの半分以下。

このP3100Dの特徴としては、

・こんなに小さく(30cm四方くらい)重量も11キロとラクラク片手で持てるサイズなのに、出力は300Wもある。
・アンプのヘッドを外して別の(大きな)スピーカーキャビネットに繋ぐこともできる。
・ちゃんとラインアウトもあるのでそのままPAの卓に繋げられる。
・音色に癖がない。ナチュラル。
・リミッターとかドンシャリサウンドコントロールとかもいろいろ充実。
・自宅でもまったく邪魔にならず、気楽に音を出して練習できる。
4万円を切る販売価格

といいことずくし。

で、これまでは主にちょっとした結婚式場での仕事(ドラムレス/モニターからのベース返しアリ)で使っていたのですが、先日とあるイベントにて、フルバンド構成(メンバー9名/モニターからのベース返しナシ)の中でこのアンプを使ってみました。この構成の中で果たして使い物になるかどうか。。。


会場は某結婚式場の、400人収容できる宴会場。

当日のステージ上の環境としては、モニタースピーカーからはヴォーカルとキーボードのみを返し、楽器の音は各人の生音を聴く形。まぁ結婚式場なのでPAまわりはあまり多くを望めず…仕方ないですね。

で、実際どうだったかといいますと、ドラムの真横にこのベースアンプを床置き+背面の壁にくっつけて鳴らしてみました。ベースアンプのボリュームはほぼフルの状態にて、音量的にはギリギリなんとか間に合った…という感じです。

まぁドラムの真横に置いていたのでドラムの音に負けたかな、というのと、床置きのせいで自分のところまで音が届きにくかった、というのはあるかもしれません。スタンドか何かでもう少し高い位置に設置すれば聴こえやすさはだいぶ変わるかも知れないです。でもそうすると逆に低音が床を伝わって全体に響く感じはなくなるはずなので、どっちもどっちかな…? これでちゃんとモニターからもベースを返してもらえる環境だったら全く問題なかったと思います。

でもいずれにせよ、このアンプの便利さは他に代えがたいですね。買って良かったと思います。ベースも弾ける他のメンバーがしきりに「このアンプいいわぁ〜!」と言っていました。チャンスがあれば、デカいキャビネットにつないでの爆音テストもやってみたいです。


セッションベースプレイヤー、キャロル・ケイ(Carol Kaye)さんについて

メリークリスマス! BeatMaster作者の安田陽です。

さて、さっそく本題ですが、キャロル・ケイさんというベースプレイヤーをご存じでしょうか。私はかれこれン十年ベースを弾いていながら、実はついこないだの土曜日にたまたまラジオで曲がかかっていて知ったのですが(恥ずかしすぎる汗)、キャロルさん、めちゃくちゃカッコイイ!!


若かりし頃のキャロル・ケイさん。ご本人のWebサイトより。


こちらは1974年の写真とのことです。こちらもご本人のWebサイトより。かっこいいわ〜。。

ということで、ご本人のWebサイトWikipediaによると、55年のキャリアにおいて1万を超えるレコーディングセッションをこなしてきたとのこと。誰のどんな曲で演奏してきたか、、以下Wikipedeaから引用しますが、クインシー・ジョーンズさんからも絶大な信頼を得ていたらしいです。また、モータウンでの仕事も多かったらしいですね。

Credits for recorded singles on bass
“Soul Reggae” (Charles Kynard)
“Andmoreagain” (Love)
“Homeward Bound” (Simon and Garfunkel)
“California Girls”, “Sloop John B”, “Help Me, Rhonda”, “Heroes and Villains” (The Beach Boys)
“Natural Man” (Lou Rawls)
“Come Together” (Count Basie)
“Feelin’ Alright” (Joe Cocker)
“I Think He’s Hiding” (Randy Newman)
“Games People Play” (Mel Tormé)
“Cantaro” (Gene Ammons)
“Wait ‘Til My Bobby Gets Home” (Darlene Love)
“Goin’ Out Of My Head/Can’t Take My Eyes Off You” (The Lettermen)
“Go Little Honda” (The Hondels)
“Hikky Burr” (Quincy Jones & Bill Cosby & TV theme)
“I’m a Believer” (The Monkees)
“Indian Reservation” (Paul Revere & the Raiders)
“In the Heat of the Night”, “I Don’t Need No Doctor”, “America The Beautiful”, “Understanding” (Ray Charles)
“It Must Be Him” (Vikki Carr)
“Little Green Apples” (O.C. Smith)
“Midnight Confessions” (The Grass Roots)
“Mission: Impossible Theme” (Lalo Schifrin)
“Mannix Theme” (Lalo Schifrin)
“Out of This World” (Nancy Wilson)
“Wichita Lineman” “Galveston” “Rhinestone Cowboy” (Glen Campbell)
“River Deep – Mountain High” (Ike & Tina Turner)
“Scarborough Fair/Canticle” (Simon and Garfunkel)
“Sixteen Tons” (Tennessee Ernie Ford)
“Somethin’ Stupid” (Frank and Nancy Sinatra)
“These Boots Are Made for Walkin'” (Nancy Sinatra)
“This Diamond Ring” (Gary Lewis & the Playboys)
“The Twelfth of Never” (Johnny Mathis)
“The Way We Were” (Barbra Streisand)
“Soul & Inspiration” bass, “You’ve Lost That Lovin’ Feelin'” guitar (The Righteous Brothers)
“Carry On” (JJ Cale) – JJ Cale Styles Book

そしてキャロルさんの演奏ですが、フロントよりのポジションでピック弾き、というスタイルです。

そして現在のキャロル・ケイさんのインタビュー(楽器を弾きながら)はこちらにたっぷりあります。英語ですが、音を聴いていればなんとなく分かる感じかなと思います。

ピック弾きというとなんとなくブリッジ寄りで、というイメージがあったのですが、フロント側で弾くサウンドもかなり良いですね。私はまだピックでこういう感じには全然弾けないので、この年末年始にがっちり練習したいと思います。