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2007年06月02日

クリエイター

ブランディングの本を読んでいたら、こんな記述があった。


他を意識せず飄々と我が道を行くという姿勢、その結果「こんなものができてしまいました」とポンと提示してくるのがブランド。

また、小野和俊さんという方のブログの「私がシリコンバレーで学んだ5つの教訓」という記事には


4. 最新情報を血眼になって追いかけない

アナリストやコンサルタントの場合には違うのかもしれないが、少なくとも私が所属していたチームのエンジニアは、血眼になって最新情報を追いかけたりはしていなかった。
これは、情報にキャッチアップしいくのではなく、情報を提供する側になる、という視点から見たときにとても重要なことだ。

新しい考え方や製品が日々現れては消えていく時代にあって、最新の情報にキャッチアップし続けようと努力することは、それが楽々とこなせる人を除いて、キャッチアップすることに手一杯になって、その人から新しいものを作る要素を奪ってしまう危険性がある。

知識が摘み取る創造力の芽で書こうとしたことは、これと近いことだ。
日本のエンジニアはアメリカの最新情報についていこうとしすぎているのではないかと私は思う。

という記事も。

確かにそう思います。いつもいつも最新のニュースばかり追いかけてることが新しいものの創造にプラスになるかというと、あまりそんな気はしないなぁと。あと、これは意識の問題だと思うんですが、小野さんもおっしゃっているように、「情報を提供する側になる」という意識が大切なのでは。音楽でいえば、新しい何か(アレンジスタイルとか、作曲アプローチとか、楽器の奏法とか、いろいろあるかと思います)を、提示する側になる、ということですね。

投稿者 punkbass : 2007年06月02日 08:47