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2009年10月24日

私が肉食したくないわけ

ずっと前からベジタリアンになりたいと思っている。実際はまったく実践できていないのだが、とりあえずここではなぜ肉食したくないかについて書いてみる。

私は小学生〜高校生時代にボーイスカウトに入っていたのだが、そこでこんな体験をした。とあるキャンプに参加した時、リーダーがニワトリを連れてきた。なんのために連れてきたかというと、食べるためである。で、キャンプ日程の後半で実際にみんなでこのニワトリを殺し、調理して食べた。その時に感じたのは、「動物は殺そうとしてもなかなか死なない」。それは、詳細を書くことは差し控えるが、相当に強烈な体験だった。しかし、肉を食べるというのは元来こういうことだ。肉を食べたいなら、自分で殺して食べる。それができないのなら、肉を食べる権利はない。本当は。

きのう食べたものを思い出してみるに、昼食はチキンがてんこ盛りのシチューと加工肉ハンバーグ入りの弁当。夜はこれまた鳥肉がウリの居酒屋。といった具合に毎日当然のように肉が出てくるが、その裏では人間により「食用」とタグ付けされた牛、豚、ニワトリが当然のように殺されているわけだ。こないだ「美ら豚」と書かれたトラックが10頭ほどの豚を運んでいたのだが、信号待ちで横に並んだので、豚たちの姿を観察してみた。堪忍しているのか、ただじっと前を見て静かに立っている。彼らの犠牲の上にこの飽食の時代があるわけだが、たまには彼ら、つまり「食用」タグをつけられた牛、豚、鶏たちについて思いを巡らしてあげてもいいのではないかと思う。牛の目を見たことがあるだろうか。非常にかわいい目をしている。。彼らの姿を思い浮かべながら肉を食べるというのはなかなか簡単ではないが、自分の手を汚さずに肉を食べるというのだから、そのくらいの想像力を使う努力はあってもいいのではないかと思う。

投稿者 punkbass : 2009年10月24日 08:04