YAMAHA ヤマハ SB500S 大研究

ヤマハのベース、SB500Sに関する情報を掲載しています。

(私が所有しているヤマハSB1200Sについてはこちらをご覧ください)



※このページの作者について


製品概要 & SB500Sに対する私感

SB500Sは1979年12月から1982年頃まで販売された、ヤマハのベースです。私はこのベースを中古で購入し(28,000円でした)、今はメインベースとして普通にライブやレコーディングの仕事で使っています。シリアル番号は002414です。

1982年当時のカタログはこちら。SB500Sは右下です。

このSB500Sは、ひとことでいえば「ロックなベース」です。かなり太めのメイプルワンピースネック+ナトーボディという組み合わせが、このロックな音を叩き出しているのだと思います。スラップではガツンという石のようなインパクトで、また、指弾きでは太く深みのある音色です。ヤマハの1982年のカタログのSBのページを見ると、このようなキャッチコピーが目をひきます。

「演奏するというよりファイトする感じ。圧倒的なアタック。重低音きわだつそのコンクリートサウンドにたじろがないで欲しい。サウンドメイクの幅もマキシマムの2マイクベース。」

いや、まさにそのとおりです。さらにこのカタログのSB500Sの欄の解説にはこう書いてあります。

「糸巻はワンランク上のトルク調整付き。ブリッジはサスティンブロック内蔵。ズシリと重いナトーサウンドが武器の豪快なベースラインがきわだつ1本。」

サスティンブロックなんて内蔵されてたんですね。正直サスティンは全然ないですが。。それはさておき、このガッツンサウンドはやはりナトーという材質のせいなんでしょうね。なお、上位機種であるSB-800S、SB-1200Sのボディにもこのナトーという木が使用されています。(SB-800Sはナトーをメイプルではさんだサンドイッチ構造、SB-1200Sはナトー+メイプル+マホガニーの7ピースのコンバインドボディ)


写真で見るYAMAHA SB500S

全体図

ヘッドオモテ

ヘッドウラ

ペグは正直ショボイです。ライブやレコーディングの時はしょっちゅうチューニングしてます。ゴトー製に変えたいんですが、ヤマハならではのこのペグ形状じゃなくなるのがちょっと惜しいし。。
※2018/7/14 追記:やはりキビシかったので、現在はゴトー製に変えています。

ネックその1

1フレットの幅は4.5cm。かなり、太いです。

ネックその2

最終フレット(21フレット)の幅は6.4cm。

ネック接合部

ピックアップ

一見特殊な外観ですが、中身はふつうのシングルコイルタイプみたいです。コントロールはヴォリューム2つ+トーン1つ。

ブリッジ

あのヤマハオリジナルのブリッジですが、BB-2000のブリッジよりもネジが2つ少ないです。


YAMAHA SB500S ってどんな音?

いろいろ弾いてみました。プリアンプやエフェクターの類はいっさい通していません。EQもフラットです。

その1)フロントとリア、それぞれヴォリューム10の場合

その2)フロントが10、リアが7の場合

その3)フロントが10、リアが0の場合

その4)フロントが7、リアが10の場合

その5)フロントが0、リアが10の場合

個人的には、ふだんはフロントを強調した上記2)を使って、リアを強調したい場合は5)がいいかなと思ってます。でも、2)と3)、4)と5)はあんまり違いがわかんないですね。。

※参考までに、このベースで弾いたいろんな音を載せておきます。

おまけ1)スラップのサンプル1←ちょっと音が大きいです。

おまけ2)指弾きのサンプル1

おまけ3)スラップのサンプル2

おまけ4)指弾きのサンプル2

おまけ5)スラップのサンプル3


改造編


数年前からご覧のとおり、ピックアップフェンスを取り付けています。もともとは見た目の地味さをどうにかしたいなと思って取り付けたような記憶があるのですが、これが意外に弾きやすい。


関連リンク

Googleで検索すると、ちょこちょことひっかかります。オークションにも少なからず出されているようですね。


おまけ画像

あるヴォーカリストのコンサートで、BB-2000と並んでのショット。