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2006年06月10日
「日本の、これから」
今日、NHKの「日本の、これから」という番組で米軍基地がテーマになっていました。
番組自体は想像通りかなり混沌とした状態で進んだわけですが、最後に「じゃ、結局のところ日本はこれからどういう方向に進めばいいわけ？」という質問が視聴者に投げられました（携帯電話でアンケートに投票。三択）。
１．米国との同盟
２．自主防衛
３．外交努力
理想主義者の私としては迷わず３を投票。小林よしのり氏は「日本はすごく外交努力している」と言ってましたが、そう感じないのはなぜなんでしょう？
とにもかくにも、基地問題、年金、消費税云々、政府は国民に対する説明が少なすぎると思います。納得してもらえるまで説明する。これってリーダーの義務ですよね。ごまかすことがリーダーの仕事ではないと思いますが。
まぁ、彼ら、大きな声で文句をいう人があまりいないのをいいことに、わざときちんとした説明をせずになんとな～くごまかしながら大事なことを進めてるわけですけど、実は一番よくないのは傍観。（痛い。。。）
上記のアンケートでは結局３，２，１の順に投票が多かったのですが、この結果をアメリカが知ったら「守ってやってるのに一体何考えてんだ」と言うでしょうね。日本人には「アメリカに守ってもらっている」という意識はほとんどないと思いますが、彼らには「日本を守ってやっている」という意識が恐らく多分にあると思います。
あと、２の「自主防衛」となると、とてつもないことが起こるのも事実。やっぱりポイントは３の「外交努力」が握っていると思います。日本が主権国家として将来の国造りへのテーマとロードマップをきちんと持っち、さらにこの独自のポジションをうまく生かすことができれば、新しいスタイルの平和主義国家というものを模索、世界にアピールできると思うのですが。
しかしこの番組、生放送でここまでヘヴィーなテーマを扱うというのはかなり勇気のいることだと思います。司会の三宅民夫さん、本当におつかれさまですという感じです。
投稿者 punkbass : 2006年06月10日 22:14