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2008年08月31日

売り込み考

売り込みについて考えてみた。

ミュージシャンとして身を立てたい、と思ったら、まずは音楽の仕事を得なければならない。そこで必要になるのが営業活動、言い換えれば売り込みである。

であるのだが、私はこの売り込みというのがどえらい苦手。。苦手というか全くできず、それで一度はプロになるのをあきらめたこともある。

その後いろいろあって今は音楽のお仕事をやらせていただいているが、考えてみると実は単純な話、売り込みに来た全然面識のない人を、売り込みを受けた側がそのままバンドに迎え入れるということはあまりなさそうな気がする。なぜなら、やっぱりその人との性格とか人となりとか、お互いの人間的な相性があって初めて「一緒にやりたい」と思ってもらえるはずなので。そこで無理に売り込んでも、実際に仕事につながることは少ないような気がする。

ならばどうすべきか。

売り込みはしない。
ただ、プレイはし続けること。それも、いつもベストコンディションでプレイできるように気をつける。いつどこで誰が見ているかわかりませんから。。

上記のような一見受け身な感じというのは先があまり見えないのですごく不安になりますが、でも、あせらないほうがいいと思います。
縁がある方とは、長い目で見ると必ずどこかで再会すると思います。

そんなわけで、売り込みを放棄した私にできることは「プレイはし続ける。それも、いつもベストコンディションで。」くらいしかないのでは、と思う今日この頃。

いつもベストコンディション=いつも自分のアンプを持ち運ぶ必要があるということなのかな。。

投稿者 punkbass : 2008年08月31日 00:21