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無題

いま沖縄はコロナ対策で苦境にある。

コロナ対応病床占有率は95%を超えており、自宅療養者も1000人を超えた。

医療関係者の話によると、この状況は明らかにゴールデンウィークに端を発しているとのこと。

そのゴールデンウィークからちょうど1ヶ月前の3月26日、沖縄県は2000万以上の予算をかけて以下の全面広告を、電通を通じて本土の主要新聞3紙に掲載していたそうだ。

文字がぎゅう詰めで、パッと読んでも何が言いたいのか全然頭に入ってこないのだが、この右側に写っている高山先生によると、沖縄観光におけるコロナ感染症対策10個が説明されているとのこと。

しかし、このように小さな文字で10個説明されてすんなり理解できる人などほとんどいないのでは?という印象を持った。が、最後に「季節の花々も皆様をお待ちしています」という一文がある。つまり、この広告を読んだ人は「何を言っているかイマイチあたまに入ってこないが、少なくともウェルカムではあるんだな」という漠然としたイメージを持ったはずだ。

しかし不思議だ。。電通の力を持ってすれば、もっとシャープで相手に届くメッセージングができたはず。なのになんだろうこのダラダラとしてまったくキレのない広告は。。

コロナ下におけるライブ活動のありかた

コロナでミュージシャンは思うようにライブ活動ができなくなっている。

もちろん自分も例外ではなく、キャンセルになったイベントは数知れず。

そして今日もまた、とある大きなコンサートの延期が決定した。

「これじゃやってられない」が率直な気持ち。

予定を入れてはリスケ、予定を入れてはリスケ、、
リスケはまだ良いほうで、キャンセルになれば
それまでの準備が水の泡。

こういうことを繰り返していると
精神衛生が少しずつやられてくる。。

ならば、もう集客前提のリアルなライブはバッサリあきらめて、
無観客のライブに振り切ったほうが良いのではないか。
そんなことを強く感じている次第。

ミュージシャンというのは「ライブの予定がある」だけで
人生に前向きになれる単純な生き物なのである。

逆に言えば、ライブの予定がないミュージシャンは
死んでいるも同然。。本人的にはそんな感覚だろう。
少なくとも私はそうだ。

ならば不確定要素が多い有観客ライブはもうやめたほうが
良いのかもしれないと思う今日この頃。

沖縄に住む

この20年の間に沖縄はたいへんな変化を遂げたと思う。

善し悪しはともかく、大規模なショッピングセンターやホテル建設、また、基地返還後の土地開発などで非常に都会化している。

もちろんコロナの影響は大きいが、それを差し引くと近年ここまで元気な地方都市は他にあまりないのではないか?

そんなショッピングセンターやコンビニエンスストアが乱立しているいまの沖縄にいると、かつてここで激しい陸上戦が展開されたことなどすっかり忘れてしまう。

しかし、そんな都会の中に突然大きな森が。

その風景を眺めていると、戦時中の様子が少し浮かび上がってきた気がした。

無題

「食事は栄養バランスを考えてとりなさい」などと一般的には言われる。

肉、野菜、炭水化物、、

が、そのようなアドバイスはあくまでも健康な人向けのもの。

何を食べても必ずお腹をこわす人には、「栄養バランス」などという高尚な概念はほとんど何の意味もなさない。

バランス以前に、食事をとった後にお腹をこわさないことがあったら、ただもうそれだけで奇跡なのである。

自分は以前、健康診断を受けた際に「とにかく何でもいいから好きなものを食べろ」とアドバイスされた。

バランスなんかどうだっていい、とにかく何か食べろ、と。

それを聞いて、世の中にはまともな先生もいるんだなと思った次第。

無題

日本の終わりが本当に始まった。

残念だけど、いちおう戦後は民主主義国家としてやってきて、その結果がいまの状況なので受け入れるしかない。

ただ、若い人たちには申し訳ないことをしたと思う。

無題

あるスポーツ選手が劇的な復活を果たした。

その際「つらくても、しんどくても努力は必ず報われるんだな、と思った」

と発言したとのこと。

たぶん本人の素直な気持ちだったと思うのだけれど、

現実の社会では、

つらくしんどい中で努力しているにも関わらず、報われていない

と感じている人たちも大勢いると思う。

社会的に名前を広く知られている人が

ここぞという場面で

「努力すれば必ず報われる」という発言をすることへの

違和感がどうにも拭えない。

いまどきこんな根性論を敢えて発信する?

誰かに言わされたのかな?

とまで思ってしまった。

無題

SNS、、、もう本当に、心底飽きている。。トホホ

無題

沖縄の経済構造。

1位:観光業 4000億円
2位:公共事業 3000億円
3位:基地収入 2000億円

10年くらいに調べたらこんな感じだった。

しかし1位の観光業がコロナでこの状況というのは非常にツライ。

沖縄はもう、水面下で脱観光業を考えておいたほうがいいんじゃないかな。本気で。

パッと思い浮かぶのはIT系。

観光業界にいた人がIT系に転向できるのかって?

スウェーデンだったかな、、それまで全然関係ない業界(それこそ観光業界だったかも)にいた人が、

国が準備した就業教育補助の仕組みを受けてデータアナリストに転向したという話を聞いた。

沖縄もそのくらいドラスティックな変化を起こす、スーパーチャレンジングな取り組みが必要なのでは?

<追伸>
2019年度の観光収入は7000億円に達していたとのこと。驚き、、というか、今後のことがさらに心配。。

超不安定時代を生きる

こんな新聞記事を見た。

「往来自粛の撤回を」 県ホテル協会が県議会に陳情

県独自の緊急事態宣言が発令されることについて、平良会長は「観光業界は経営的に厳しく、瀬戸際にある。緊急事態宣言を出すということは、(行政の)責任が伴う。責任を問いかけていきたい」と述べた。

「緊急事態宣言を出す責任を問う」って。。。なんなんだいったい。

商売厳しいのはわかる。エンタメ業界と同じかそれ以上に大変なのではとも思う。
ただ、そういう独りよがりな言い方はないんじゃないか?? 

いずれにしても、我々はもう、超不安定時代を生きるしかない。
そして、誰もがその環境からは逃れられない。

であれば、如何にして超不安定時代の安定を見つけるか。
それを考えるしかないと思う。

無題

謹賀新年。

2021年、特に目標なし。

とにかく目の前のことをこなす。

それだけであっと言う間に一年終わりそう。