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やわらかい楽器

楽器との相性ってある気がする。

個人的には、やわらかい楽器が好きだ。

やわらかい、というのは、一般的には、アルダーとローズとか、そういうやわらかい木で作られてて、音も輪郭が丸いもの、っていうことになるんだと思うけど、いま一番相性がいいのが、ヤマハBB2000。

指板はローズじゃなくてエボニー、ボディもアルダー、メイプル、マホガニーのサンドイッチ構造なんだけど、なんだか楽器全体に異様にやわらかさがある。

いま、というか、これまで持ってた楽器の中で一番相性がいいですね。

しかもネックが非常に強くて、まったく反ったりしない。

あと、ベースって基本的には工業製品なんだけど、あんまり工業製品ぽくないのがいい。

なんか手作り作品みたいなぬくもりがある。

手に持つと、すごく安心する。

素晴らしい楽器です。

レコーディングとライブ

こないだもブログに書いたとおり、ステージでの演奏クオリティがどんどん下がっている。

理由はわからない。

思い返してみれば昔からステージではミスばかりだった気がするので、いまに始まったことじゃないのかもしれない。

が、このところ特にひどい。ひどいというか、以前からひどかったのだけれど、ここにきてやっとその事実が気になり始めたのかもしれない。

そういう意味では良いことなのかも。

ただ、精進しようとしていないわけではない。勉強用のCDとかは結構買ってて、なんども繰り返し聴いていたりはする。

スランプ?

でも、性格的には、気が散漫になりがちなライブステージでの演奏よりは、レコーディングで一発入魂のプレイをするほうが向いているような気は少しする。

まぁ、言い訳ですけどね。

高水健司さんとか岡沢章さんとか、日本を代表するスタジオミュージシャンの皆さんは、ライブでも最高のプレイをする。

レコーディングとライブという、シチュエーションが全く違う状況で、皆さんそれぞれどういう気持ちでプレイされてるんでしょうかね。お会いすることがあればぜひ聞いてみたいと思っているのですが。

レコーディングのときの集中力をライブでも出せればいいのかな。

とりあえず次のライブでは座って弾いてみるかな。

宮城智子ライブ in Okinawa 2013 Vo.2

今日ですが、、

宮城智子ライブ in Okinawa Vo.2

11/9土曜日@沖縄MOD’S

Vo.宮城智子
Gr.前濱吉郎、Bass.安田 陽、Drums.池原克弥、Key.川満 悟

前売り¥2,300- 当日¥2,500-
Open19:00- Start20:00-

かつてあの「スター誕生」で沖縄代表にもなったことがあるとのこと。。歌のうまさは保証付きですが、オリジナル曲が非常にクオリティ高いです。今回はあの頃の懐かしい名曲も歌ってくれます。

「本番中のミス」考その1

わたくし一応プロとしてベースを弾かせて頂いているわけですが、どれだけ数を重ねてもステージ本番中に何カ所か必ずミストーンを出します。。

私が存じ上げている某・日本を代表するスタジオベーシストの方は「ミスは絶対しないよ、プロなんだから」とさらっとおっしゃっていましたが、その境地にははっきり申し上げて到底到達できそうにありません。

マズイです。。

で、今日、某バンドで会場リハーサルをしていて気づいたんですが、ライブ当日、会場リハーサルをしているときってすごくいい感じなんですよね。なんというか、精神的に全く緊張しておらず、肩の力が完全に抜けた状態で、自由に遊びながら弾いている感じ。。全然ミスとかしないし、多少冒険をしても、精神的にリラックスしているので余裕を持って対処できているのが分かる。

しかしそこで油断するのは禁物。本番になると、そうは問屋が卸さない。自分は緊張しないほうだと思っていたのに、実際は緊張がリラックスを上回っているようで、まったく自由な精神状態で弾けていないような。。で、結果リラックスどころではなく、リハでは絶対間違えたことがない場所で真っ白になったりとか。なんなんでしょうかあれは。。

まぁ、誰しも本番は程度の差はあれ多少は緊張するものだと思うんですが、でもやっぱり緊張って、自分の力をフルに発揮する必要がある場面ではイラナイものなんじゃないかと。あの、会場リハでの「肩の力が完全に抜けた状態で自由に遊びながら弾いている感じ」がいつも本番で再現できたら最高なんですけどね。。たんに練習不足なのかもしれませんが、でも、ミスってなんか奥深い気がするので、ミスについてあれこれ考えたことを引き続き書いていきたいと思います。

平ゆきさんコンサート with EL NENE from Cuba@沖縄コンベンションセンター劇場棟(2013.11.3)

昨日、平ゆきさんのコンサートが無事に終了しました。取り急ぎリハのときに撮った写真をアップ。

ヴォーカル:平ゆき/EL NENE
ピアノ・キーボード:白川ミナ/具志一郎
ヴァイオリン:くによしさちこ
トランペット・フルート:川上肇
パーカッション:宮良和明/玉城チコ
ベース:安田陽