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生きること、死ぬことについて

私が在席している某バンドを長いあいだ応援していてくれたTさんが今月、クモ膜下出血で突然亡くなった。
年齢は恐らく私と同じくらいだったと思う。。

そして今度はベーシストで音楽プロデューサーの佐久間正英さんが末期の胃がんというニュース。。

自分自身は、輪廻を信じているということもあり死というものに対して特に恐怖は感じていないタイプの人間なのだけれど、やはり死は確実に来る、しかしいつ来るかは誰にも分からない、という2つのごく当たり前のことを、身近な人の死、そして佐久間さんのがんの話を聞いて、自分のこととして少し感じることができたような気がする。

本当に、明日、死ぬかもしれない。

今日が人生最後の日だったらどう過ごすか?

というようなことをスティーヴジョブズさんが言っていた気がしますが、本当にそうだな、と少し思えた。今日が人生最後の日という視点で「今」を正面から受け止められるかどうかで人生の過ごし方はかなり変わってくるはず。といっても、特に何か使命感に燃えてがむしゃらに生きる必要もないかなと思う。自分の人生で特に大切にしたいもの、特に大切にしたい人との向き合い方を変える。ぐうたらな性格の自分にはそのくらいしかできないかなと。。

明日12月25日に佐久間正英さんのドキュメンタリーがNHKで放送されます。

「ハロー・グッバイの日々 〜音楽プロデューサー佐久間正英の挑戦〜」
http://www2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=09_0022

佐久間正英さんのブログ
http://www.masahidesakuma.net/

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