テノリオン、、ぜんぜん普及しなかったテノリオン。。。
やっぱりマーケティング戦略が間違ってたんじゃないかな。。
発案者の岩井俊雄さんは「楽器が弾けない人でも簡単に音楽を奏でられる楽器」にしたいという想いもあってテノリオンを作ったわけだけど、そういう人がいきなり12万円も出すとはやはり思えない。。
楽器をやったことがない人たちをターゲットにするなら、それこそ2,000円くらいにしないとだめな気がする。
でも実際は売価12万円。
12万円を死守したいのであれば、楽器をやったことがない人じゃなくて、この手の新しいオモチャが好きなオタクミュージシャンにターゲットを絞って、とことんマニアックな感じでマーケティングしたほうが良かったんじゃないかと。
マグネシウム版が定価49,800円とかならもっと普及したと思うけど、コストが見合わないんでしょうね。。
でも、サイトを見ると、せっかくマニアックなミュージシャンにデモ音源を作ってもらっているのに、ぜんぜんアピールが弱いし。。
でもまぁいずれにしても、もともとの市場規模が相当小さい気はするな。。
そう考えると、ヤマハは「儲ける」とか「ユーザーを増やす」とかではなく、たんに「新しいことやってます」のブランディングをしたかった、ということなのかも。。