今年沖縄で起こりそうなことを列記してみる。
まぁ誰でも考えられそうなことです。
・音楽業界
ミュージシャンがライブできなくなる。
もうすでにその傾向は十二分にあるけど、5月には完全にライブ不可になっているのではないか。
代わりにインターネットでライブ配信というスタイルが早期に広まる。
ただ、ライブハウスがその仕組みだけで経営を成り立たせるのは現実的に不可能。
従って行政による援助が必須だが、いまのところそんな様子は見られない。
・流通業
いま沖縄には観光客をアテにしたショッピングモールが乱立しており、すでに完全な飽和状態。
今回のコロナ問題が彼らの経営に影響を与えることは避けられないはず。
特に気になるのは去年サンエーとパルコが共同出資した県内最大規模のモール。
海外からの大型旅客船によるインバウンド消費を見込んでいたようだが、
実はこのコロナ問題が出る前から平日の店内はガラガラだった。
先日も足を運んでみたがスカスカ。これだけ面積が広いと、県内消費だけでは到底まかなえない。
そしてこの外出自粛。非常に心配。
さらに今年はこのゴールデンウィークにあわせて豊見城エリアに
イーアスという名前の新しいモールがオープンする。こちらは本土資本だったはずだが、
空港近くということで、こちらも観光客消費を見込んでいたことは明らか。
・観光業
ターゲットを県内に切り替えてどこまでがんばれるか。。
ただ、そもそも外出できない状況になってしまうと、どうにも厳しいと言わざるを得ない。
従って行政の援助は必須だが、ライブハウスとは異なり従業員の数が非常に多いケースも
少なくないため、行政側も援助にはかなりの覚悟が必要となる。
が、そこは観光立県としての覚悟と意地を見せるべき。
・旧盆行事
毎年夏だが、今年は実施できないはず。
それどころではない状況になっていると思う。
・台風
夏が近づくとまた台風が来るだろう。コロナで身動きがとれない中、台風が直撃するとどうなるか。
怖いのは停電。コロナが蔓延している中で停電が続くとどうなるんだろう。
病院が一杯で自宅療養しているところに台風で停電が発生したら、、考えたくない。
・家計
仕事はこの後まちがいなく減る。
ネットを使った仕事ができる人なら、その減った分を補てんすることができるのかもしれない。
が、そんな人は極々少数だろう。
政府は一世帯10万とかお肉券とか言っているが、そんなレベルの援助で維持できるわけがない。
かくいう私もどんどん音楽の仕事がなくなり、そこで見込んでいた収入があっと言う間にとんでしまった。
果たして生き延びられるのだろうか。
考えたくない。