まるごと必読だけど、この記事の4ページ目から以下抜粋。
甲子園の美談も、オリンピックの勝利インタビューも、結局のところ「栄光の前には地獄が必要で、飛躍のためには逆境が必須で、勝利の影には犠牲が不可欠だ」という、ぞっとするような勤勉哲学に着地しているということだ。
こういったあたりの設定を見る限り、われわれの社会は丸ごとブラック企業なのだと考えざるを得ない。
スポーツから伝わってくるメッセージは、本来なら、肉体を躍動させる喜びや、ゲームに没入することの楽しさであるはずだと思うのだが、夏休みの競技中継から伝わってくるのは、犠牲の尊さと、忍耐の重要さと、私心を捨てて反復練習に従事することの美しさばかりだったりする。
まったく同感。オリンピックの報道を見ていると、日本の歪んだド根性精神を礼賛する姿勢が丸出しで、本当に気持ちが悪い。
いまでさえこの調子。東京オリンピックになったらどうなるんだろう。”ぞっとするような勤勉哲学”に基づいた、日本礼賛報道の嵐になるんでしょうな。。こわ。
結論。
東京オリンピック関連の報道は、こどもはあんまり見ないほうがいいと思う。
試合を生で観るのならいいけど、メディアをとおして見聞きするのはできるだけ避けたほうがいい。
メディア各社だけでなく、政府も最高レベルで日本礼賛報道をバックアップしてくるはず。。